2014年11月

モース硬度

モース硬度
【宝石の硬度を表すモース硬度】
宝石名モース硬度
ダイヤモンド10
ルビー・サファイア9
アレキサンドライト
キャッツアイ
8.5
トパーズ8
ガーネット
エメラルド
アクアマリン
7.5
トルマリン
石英
7
ペリドット6.5
オパール
ムーンストーン
6
トルコ石
ラピスラズリ
5.5
ガラス5
プラチナ4.5
パール4
サンゴ3.5
金(18K)3
琥珀

金(24K)
象牙
2.5
石膏2
「モース硬度」

鉱物の硬さを示す指標として、モース硬度があります。
ドイツの鉱物学者フリードリッヒ・モースの考案です。

ダイヤモンドが地球上最も硬いと表現されるのは
このモース硬度が最も高いからです。

モース硬度は
「ひっかき傷のつきにくさ」を表す指標です。
この指標を作り出すときには、多くの鉱物をそれぞれひっかいてみて、傷のついたほうから順に並べたそうです。

ただ、これは衝撃に対する強さを表現したものではありません。ダイヤモンドをハンマーでたたくと簡単に割れてしまうそうです。
(そんな恐ろしいことやったことはありませんが。)

実はこれは宝石の扱いにとても重要な指標となるのです。
特に日常生活で宝石を身に着けていると
柔らかい・・・つまりモース硬度の低い宝石だと
少しずつ傷がついていってしまいます。

それは空気中に舞っているほこりが原因です。
ほこりといっても非常に小さな石の粒。
これには石英が含まれています。

石英のモース硬度は7。
つまりモース硬度が7より低い宝石
たとえばオパールやトルコ石といったものは
ほこりによって傷がついてしまうのです。

もちろん即座にボロボロになるわけではありませんが
長い期間使用していくにつれ、少しずつ輝きが減ってしまいます。

また、いくつもの宝石を同じ袋に入れておくと
硬い宝石が柔らかい宝石を傷つけてしまうことがあります

複数の宝石を取り扱う場合には十分気をつけるようにしましょう。

アレキサンドライト

mallowse
【アレキサンドライトの変光性】
「アレキサンドライト」

2面性をテーマとするAbyss Aglaiaにとって
アレキサンドライトは特別な石です。

アレキサンドライトの特徴は
何と言ってもその変光性に尽きるでしょう。
日光や蛍光灯の下では濃い青緑色ですが
夜の照明下では真紅に変色します。

物質内に内包される酸化クロムが
与える光の種類によって
支配色をグリーンやレッドへと変化させます。

まさに自然が生み出した神秘と言えるでしょう。

ドラマチックな変色効果が魅力のアレキサンドライト。
近年その希少性も手伝い人気が特に高まっている石です。

1830年 ウラル山脈のエメラルド鉱山で発見されましたが
その日がロシア皇帝アレキサンダー2世の12歳の誕生日であったため、アレキサンドライトと名づけられました。

原産国において最も良質のものは一般的にブラジル産とされています。他にスリランカ産もありますが、変色性の点で劣ります。安いアレキサンドライトはこれです。

最近ではタンザニアやインドでも採掘が始まり、
新しい産出地として注目されています。

アレキサンドライトの評価で明らかに他の石と異なる部分は、命ともいうべき変色の度合い。
変色の度合いが高いほど評価が高くなりますが
それぞれの色の鮮やかさや透明度も重要です。

Abyss Aglaiaで採用しているアレキサンドライトは全て
厳正な選定を行なった抜群の変光性と透明度です。

是非とも2色の美しい変化をその目でお確かめください。

ジュエリー カット一覧

mallowse
【マーキスカットのダイヤモンド】 mallowse
【エメラルドカットのエメラルド】 mallowse
【カボションカットのキャッツアイ】
「カット一覧」

ダイヤモンドのみならず
宝石には数多くのカットの種類があります。

原石の種類・大きさ・形・内包物の場所など
さまざまな要因を考慮してカットは決定されます。

たくさんの種類がありますので
ここでポピュラーなものをまとめてみましょう。



「ファセットカット」

 ◆ブリリアントカット
  - ラウンド・ブリリアントカット
  - オーバル・ブリリアントカット
  - マーキス・ブリリアントカット
  - ペアシェイプ・ブリリアントカット
  - ハートシェイプ・ブリリアントカット

 ◆ステップカット
  - エメラルドカット
  - バゲットカット
  - スクウェアステップカット

 ◆ミックスカット
  - バリオンカット
  - レイディエントカット
  - プリンセスカット

「カボションカット」 



ファセットカットという大きなジャンルの中に
さらにブリリアントカットがあってその中に・・・
という風に分けられます。

ファセットカットとは
いくつもの小さな面が幾何学的にに組み合わされた
いわゆる多面体型のカットです。

ブリリアントカットは
ダイヤモンドなどによく使用され、宝石の透明度と輝きを生かすカットとなります。

ステップカットは
宝石の外周が正方形や長方形になっていて
それに平行になるようにカットされています。

ブリリアントとステップを混ぜたものが
ミックスカットです。

カボションカットは半球体となるようなカットで
キャッツアイやスター効果をもつ宝石や
不透明な宝石によく使用されます。
 

ラウンドブリリアントカット

mallowse
【ラウンドブリリアントカットのダイヤモンド】 mallowse
【カットの構造図】 mallowse
【ハート&キューピッド】
「ラウンドブリリアントカット」

ダイヤモンドのカットには様々な種類があります。
その中で最もポピュラーなものが
「ラウンドブリリアントカット」です。

1900年代
ベルギーの数学者でもある宝石職人によって 
最も美しく輝くためのカットとして生み出されました。

ラウンドブリリアントカットは
上部から入った光が内部で全反射して
上部へ放たれるように58面体で設計されています。
 
ダイヤモンドの「4C評価」の1つであるカットは
このラウンドブリリアントカットのダイヤのみ
評価の対象とされます。

評価は
「Excellent」「Very Good」「Good」「Fair」「Poor」
の5段階 あります。

「Excellent」の中でも
特に対称性に優れたダイヤモンドには
8個のハートと8本の矢が見え
「ハート&キューピッド(H&C)」と呼ばれます。

また、全体のバランス・対称性・磨きの
3項目すべて「Excellent」のダイヤは
「3EX」と呼ばれています。 

ダイヤモンドの美しさは
「強い分散光」「強い輝き」「きらめき」
の3つの要素で成り立っています。 

この3つは全てを最高にすることはできません。
カット職人の手によって
そのバランスが個性となって現れるのです。

カットによって作られたモザイク模様が
きらきらときらめく姿はなんとも神秘的です。 

史上最大のダイヤモンド 「カリナン」

mallowse
【カリナン Ⅱ世 (左)と Ⅰ世 (右)】 mallowse
【カリナンのレプリカ】
「史上最大のダイヤモンド」

先日11月9日は
ダイヤモンドを生業とする人にとって特別な日です。

今から107年前
史上最大のダイヤモンドの原石「カリナン」が
イギリスの国王エドワード7世に誕生日祝いとして
贈呈された日なのです。

その大きさなんと3106カラット(621.2g)
見たことも聞いたこともない数字です。

これをアムステルダムのロイヤルアッシャー社が
9つの大粒と96個の小粒にカットしました。

大粒の9つはカリナンⅠ~Ⅸの名前が与えられ
イギリス王室か王族個人が所有しているそうです。

最も大きなカリナンⅠは530.20カラット
「偉大なアフリカの星」と呼ばれています。

最近まで世界最大のカットダイヤモンドでしたが
1985年に原石が発見された
ゴールデン・ジュビリーに抜かれ
残念ながら世界2位となっています。

それでも原石の状態で史上最大なのは変わらず
また、もっと大きな原石の一部だったのではと
考えられているそうです。

とても手の届く世界ではありませんが
最大級のダイヤモンド争いは
見ているだけで十分楽しめますね。
ジュエリー工房「Abyss Aglaia」
ブログ 兼 作品ギャラリーです。
メッセージ
ギャラリー
  • 「Guarantee」
  • 「Horus」
  • 「An Accomplice」
  • 「Pasqua」
  • 「Mallowse」
  • ライブドアブログ